ベートーベンの「運命」は恋の破局で生まれた!

久しぶりの投稿です!!

今回はクラシック音楽についての投稿(^^♪


クラシック音楽に何の興味もない人でも、この音楽の冒頭を知らない人はないでしょう。

クラシック音楽と言えば「運命」が真っ先に思い浮かびますね。クラシック音楽の代名詞と言っても過言ではないでしょう。

 第3番の交響曲「英雄」が完成したすぐあとに着手されています。完成までにかなりの年月を要した作品です。「運命」の魅力は極限にまで整理され尽くしたところにあると思います。この作品の特徴が緊密きわまる構成とその無駄のなさです。それだけに、創作には多大な苦労と時間を要したのでしょうね。

 ベートーベンはこの作品の創作を一時的に中断をして第4番の交響曲を作曲しています。「ベートーベンの恋愛」が、「運命」の完成を長引かせたのではないかと言われています。ある伯爵未亡人との恋愛が関係している。この恋愛が破局に向かう中でベートーベンはいったん中断したこの「運命」の創作活動に復帰しています。恋愛が上手くいき幸せだったベートーベンは、「運命」のような劇的で激しい音楽を作曲する気にはならなかったのかもしれませんね。「運命」を聞くことができる私たちにとっては「不幸中の幸い!」だったのかもしれません。

 また、この頃のベートーベンの聴覚はかなり悪化しており、会話もままならぬ状態だったようです。かく言う私も「片耳難聴」で今では大事な会話では補聴器のお世話になっています。障がい者手帳も取得しました(>_<)

 

それはさておき、 「運命」の由来については、ベートーベンの弟子であるアントン・シントラーが冒頭の「ジャジャジャジャーン」はどういう意味があるのかと、ベートーベンに尋ねたことに対して、「運命の扉をたたく音」だと答えたという話は有名ですね。


●指揮者フルトヴェングラーについて

 ドイツの指揮者、作曲家がヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886~1954)。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を1922年から1945年まで、終身指揮者を1947年から1954年まで務め、20世紀前半を代表する指揮者のひとり。

 音楽評論家の吉田秀和さんはフルトヴェングラーについて、「濃厚な官能性と、高い精神性と、その両方が一つに溶け合った魅力でもって、聴き手を強烈な陶酔にまきこんだ」「音楽に封じ込めていた観念と情念が生き返ってくるのがきこえる」と評しています。音が出る前から指揮棒の先が細かく震え始め、アインザッツ(音楽用語では「音の出だし」「アタック」を意味)が非常にわかりにくいその独特の指揮法から、日本ではフルトヴェングラーをもじって「振ると面食らう」などと評され、「フルベン」の愛称で親しまれていました。

 フルトヴェングラーの指揮でベートーベンの交響曲第5番「運命」を聞いてみたい方は下の「フルトヴェングラー指揮:・・・」をクリックしてください。

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各楽章ごとにダウンロードしてくださいね。音楽がダウンロード出来たら早速聞いてみましょう。


フルトヴェングラー指揮:交響曲第5番「運命」 ウィーンフィル 1954年2月28日〜3月1日録音第1楽章

フルトヴェングラー指揮:交響曲第5番「運命」 ウィーンフィル 1954年2月28日〜3月1日録音第2楽章

フルトヴェングラー指揮:交響曲第5番「運命」 ウィーンフィル 1954年2月28日〜3月1日録音第3楽章~第4楽章


※著作権や著作隣接権がきれたクラッシック音楽のみを紹介していますので、自由にダウンロードして楽しむことができます。



写し屋爺の独り言by慎之介

SFショートショート集・・・《写し屋爺の独り言by慎之介》 写真関係だけではなく、パソコン、クラシック音楽、SF小説…実は私は大学の頃、小説家になりたかったのです(^^♪)趣味の領域を広げていきたいです。ここに掲載のSFショートの作品はそれぞれのエピソードに関連性はありません。長編小説にも挑戦しています。読者の皆さんがエピソードから想像を自由に広げていただければ幸いです。小説以外の記事もよろしく!

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