2023.07.31 07:15恐竜再現~止まらない好奇心本篇は2021年4月掲載の「恐竜再現」…の改訂版です。 約1億5000万年前に、恐竜から鳥が生まれた。 今いる鳥は、ティラノサウルスのような肉食恐竜のグループから進化したことがわかっている。昔は恐竜といえば、ウロコにおおわれた地味な爬虫類のイメージだった。多くの恐竜や、翼竜、海に住む爬虫類などは絶滅したが、鳥類、哺乳類、ワニ・カメなどは...
2023.07.29 11:42自動アップデート本編は「診 療」・・・続編です。自動アップデート ヘルスポッドを管理・制御するAIのトラブルは当然想定されていた。ハッカーによるウイルス感染に対しても定期的なアップデートで対処していたはずである。にもかかわらずこのような事態に陥った事に対して、厚生労働省は緊急会合を開き、対応を協議していた。その結果が、臨時のカフェの設置とは・・・?他にも...
2023.07.28 05:50診 療本編は「ヘルスポッド」…続編です。診 療 やっとの思いでWebでの診療予約が取れた日に、レナさんとコレットさんは病院へ行って診察をしてもらうことになった。 ハッカーによる診断の不安定さから、多くの人々が検査結果を確かめるために病院に殺到していた。普段は閑散といている病院の駐車場は多くのエアカーでごった返していた。 ふたりが待合室で診療待ち...
2023.07.27 05:05病院なんかいらない?~ ヘルスポッド本編は2021年5月掲載の「病院なんかいらない?」…改訂版です。ヘルスポッド 現在は一家に1台「ヘルスポッド」があることが当たり前になり、その中に入れば病気の早期発見どころか、投薬治療や遠隔手術まで受けられるようになった。100歳を超えた高齢者はこのヘルスポッドに毎日入るのが日課である。約10分の入室で健康維持できるのだから文句は言えない...
2023.07.26 05:30サーシャの誓い本編は「博士の気鬱な日々」…続編です。サーシャの誓いライザー博士が、「資源や環境が有限であり、人間の存在がそれらに対して大きくなりすぎたんだ。地球の存続を第一に思うなら、人類は滅びるべきだ。しかし、人類が増殖しようが滅亡しようが地球にとってはなんということもない。地球にとって人間は、水虫菌のようなものだ。だが・・・地球にとってではなく、地...
2023.07.24 08:57博士の気鬱な日々本編は「博士の挑戦とは?」…続編です。博士の気鬱な日々 サーシャはライザー博士の人が変わってしまったことに一抹の不安を覚えた。彼の政府や軍に対する批判は日増しに厳しい表現に変わっていった。ある時は「無能な人間をトップにしてきた政府の要人たちの悪習が今の腐敗した社会を作ったのだ」またある時は「人間社会の様々な問題をおざなりにして、世界最強の...
2023.07.22 07:52博士の挑戦とは?本編は「コンプレックス」…続編です。博士の挑戦とは? サーシャは博士の熱心なアドバイスを聞いて少しずつ自信を取り戻していた。その2日後の休日、サーシャが街中の公園内をウォーキングしていると、右手方向からボールを追いかけてきた少年が見えた。ボールの勢いは止まず、公園内の遊歩道に飛び出そうとしていた。その遊歩道の先には、ヘルメットをつけてホ...
2023.07.18 23:38コンプレックス本編は「サーシャ~ライザー博士の秘密」…続編です。コンプレックス サーシャはその日以来何度かライザー博士のもとを訪れていた。ある日ライザー博士がサーシャに「よかったら・・・君に僕の助手を頼めないだろうか?」サーシャは願っても見なかった博士からの提案に有頂天になった。「よ・・・喜んで・・・私でよかったら、全然構いません!」その日以来、サーシ...
2023.07.18 11:02サーシャ本編は2021年4月掲載の「ライザー博士の秘密」…改訂版です。ライザー博士の秘密 21世紀中期には教育は完全にオンデマンド形式に移行した。昔のようなの形の大学は存在しない。 世界中の人々がインターネットにアクセスできるので、学校はどこからでも学習者をサポートする仮想教育環境に置き換えられてる。基本的にAIが授業を行うが、学生は指導方法を選...
2023.07.17 07:08ベンちゃん動物園に行く本編は「祖父母のショック」…続編です。ベンちゃん動物園に行く ある日、ベンちゃんはトミーと動物園に遊びに行った。 動物園では様々な動物たちを見て楽しむが、ベンちゃんは動物たちの生態や特徴についてしつこく知りたがる。「あの大きな猫みたいな動物は何というの?」トミーが答えた。「あれは猫じゃないよ。トラと言うんだ。ネコ科の動物には違いないけどね...
2023.07.14 10:25祖父母のショック本編は「お母さんのダイエット」・・・続編です。祖父母のショック ベンちゃんは、両親が休日の日、6人乗りのエアカーに乗り家族総出で、トミーの祖父母に会いに行った。トミーの祖父母が暮らしている地域は1,000キロも離れていた。都心から田舎町の農村部にエアカーを飛ばして行くと、ベンちゃんは物珍しそうに車窓の景色の移り変わりを眺めていた。見慣れた...
2023.07.13 07:33お母さんのダイエット本編は「父の上司」…続編です。お母さんのダイエット その翌日、トミーが小学校に登校するとき、ベンちゃんに言った。「ベンちゃん、僕は学校の登校日だから、今日はお母さんと一緒に仲良くお留守番しててね。お昼過ぎには帰るよ」「お母さんと一緒に仲良く留守番するよ」トミーの母親は、朝のうちに室内の掃除や洗濯を済まそうと忙しそうにしていた。今では室内の...